ここにある。

2016年夏。乳癌になっちゃったよわたし。

乳腺外科 久しぶりの通院2

昨日のつづき!

ようやく呼ばれて診察室へ。
久しぶりのA先生とご対面。

「こんにちは。お願いします」

今考えたら年末に会ったきりで
今年初めてだったから
「あけましておめでとうございます」
てご挨拶してもよかったかな。

今日もカリッときれいに刈り上げられた髪のA先生。
いつもキチンとしているよ。

「まず、先ほどの血液検査ですね。
何も問題はないようです。
検査結果の用紙はお渡ししておきます。」

ありがとうございます。

「その後どうですか?」

ノルバデックス、飲み始めてすぐに副作用が出てしまいました。
軽いめまいと吐き気です。
放射線治療に通ってた頃には吐いたこともあって
今はだいぶ落ち着いたものの
たまに食後に目が回ります。
それでも胃薬を飲むとマシになるので
胃薬を30日分くらい欲しいです。

「そうでしたか。
それで続けられるようならホルモン剤は続けた方がいいので胃薬だしますね。」

触診と、エコー。
「右も左も問題ありませんね。」

ヨカッタです。
ありがとうございます。

「採血は半年に一度でいいと思うので
次回6月は採血なしで直接ここへ来てください。
それでは今日はコレでおしまいです。」

5時を回っていたけど、
まだわたしの後にも患者さんが何人もいたし先生の診察はまだ続くんだな。
忙しい時は夜まで診察は続くという。

「先生、毎日お忙しそうですね。
お体にはお気をつけてお過ごしください。」

先生は笑っていた。

あと何日かしたら再手術が決まっている、
仕事先のくりこさんのことを思い出して
くりこさんも、ここへ来たらよかったのに。
A先生に診てもらったらよかったのに。
と思いながら診察室のドアを閉めた。

後で気づいたけど、エコーのあと服を着る時
キャミソールに入れてたカップがズレたらしく、
ニット越しに見えるおっぱいが3つになってた。
内のひとつはB地区浮いてたね。

きゃー(*ノдノ)ってなりかけたけど
周りにいる誰も、わたしのおっぱいなど見てなかったわ。
他人はそこまで自分に興味なんてない。

そしてさっきまで話してたA先生にいたっては、
逆に生おっぱい見られちゃってるし触診まで。
いやそれどころかエコーでおっぱいの中まで見られちゃってるもんね。
服越しのおっぱいが何だというのだ。
生娘でもあるまいに恥ずかしいことがあるもんかよ。
歩きながらカップを直しつつ会計カウンターに向かったよ。
中年になりずいぶん図々しくなりましたわたし。



さて。
お会計の順番を待ってたら、携帯に着信が。
くりこさんからだったよ。
すごいタイミング。
さっきくりこさんのこと考えてたんだ。

慌てて外にでて電話をとると
わたし、こないだ仕事で提出した請求書の金額、間違ってたんだってさ(白目
足りなかった分は来月に回していいですか?
って確認の電話だったよ。
すすす、すみません。。。
それでお願いします。

実は今K病院に来てますよ。
わたし順調だそうです。
くりこさんも、28日の手術頑張ってくださいね!
と伝えて電話を切った。
くりこさん、
わかったわー!頑張ってくるー!
とか言ってた。
あーあ。
くりこさん。K病院に来たらいいのに。


日の暮れてきた商店街を歩いて帰るよ。
携帯にメモった買い物リストを見て
買い物しながらね。
帰りの電車、絶対混んでる時間帯だし
荷物重たいの大変だろうけどイイや!
と思ってアレコレ買い込んだよ。

そしてリストには入れてなかったけど、
小さな商店で懐かしいお菓子を見つけて
2つずつ買うことにしたんだ。

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レジに持っていったら、
お店のおばちゃんが何やら慌てて
「コレね、賞味期限切れてるの」て言う。

あら。回収し忘れか。残念だわ。
と一瞬思ったんだけど、
「だから売り物にならなくて。
もしあなたがイヤじゃなければもらって?」
と言うんだよ。

えぇ?イヤではないです。
でももらうというわけには…。
せめて半額とか値段つけてくれたら買います。て言ったんだけど、
お店の人も
「売り物にならないの。
アナタがイヤじゃなければ!
イヤじゃなければね?もらって?」とひかず。
じゃあ遠慮なくいただきますーて。
もらってきちゃった。嬉しい♡

これくらいの期限切れ全然気にしないよわたし。

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地道に生きてるとイイことあるもんだな!
(賞味期限切れの駄菓子で幸せになれちゃう安いわたし)

めでたしめでたし。

おわり。

乳腺外科 久しぶりの通院

3月23日
放射線治療から1ヶ月が経ったよ。

そして最後の受診から3ヶ月ということで
乳腺外科の診察。予約は15時20分。

お昼ご飯を食べて少し休んでから家を出発。
久しぶりに病院へ向かって
「あれ?こんなに遠かったっけ?」と思ったよ。
片道2時間。
よく2ヶ月近くも毎日毎日この距離を通ってたもんだな。
エラかったぞわたし。

病院最寄り駅についたら、
商店街をキョロキョロしながら歩いてさ。
コレ帰りに買おうアレも買おうと目星をつけて
忘れないように携帯にメモしながら病院に向かったよ。

この商店街があったから飽きることもなく、
通院の大変さにめげそうになっても
明日も何かおいしいもの買おう…と
自分を慰めながら最後まで通いきったんだもんな。
ありがとう!!商店街!!



病院についた時、間違えて
放射線治療室に一直線に向かってしまった。
受付まで来て、あ!と思った。
今日は乳腺外科だよ間違えた!
放射線治療室の受付はその時たまたまお留守で
誰にも会わずに「間違えた」と悟られることなく
その場を立ち去ることができた。

でもわたし治療室のスタッフさんたち好きだから
会って、元気ですよーと言いたかったような気もしてきた。

しかし習慣とは恐ろしいものだね。
ボーッとしてたら慣れたことをしてしまう。

今度こそ、ちゃんと受付を済ませて、
採血コーナーでチクンして2本血を抜いてもらったよ。


そして乳腺外科の待合スペースへ。
泌尿器科とか眼科も近いから、
老若男女いろいろな患者さんがそこかしこに座っていた。
予約して行ってるけど予約時間通りにはいかなそうだな。
本でも持ってくればヨカッタ。


予約時間から1時間が過ぎ。
診察室から夫婦が揃って出てきたな~と思ったら
すぐに病院スタッフさんが後を追うように来て
「これが入院案内です。当日は~」
という感じで説明を始めた。

いつぞやのわたしと夫を
後ろから見ているようだった。
いろいろ心配なこともあるでしょうが
A先生にお任せしておいたら心配ないですよ。
どうかお大事に。

日が暮れはじめて、
他の科の患者さんたちも診療を終えて帰っていくから、
待合スペースに座ってるのは乳腺外科の人たちばかりとなった。

もうただ座ってるだけなんて
もうほんとにくたびれちゃって
ふんぬ~~~!と椅子に座ったまま伸びをしたら、
前の椅子に足がコツっとぶつかってしまった。

60代くらいの女性が座ってたんで
「あ。すみません。」
と謝ったら、その方はふり返って
「いえいえ。大丈夫。
あなた予約時間は何時?」と訊く。

「3:20です」

「わたしはね2:40なんだけどまだ呼ばれないのよ。」

うひー!!マジですか!!
もうその時既に4:30を回ってた。

「疲れるわね~」

「2時間待ちとは。
ほんと。疲れますね〜」

「しかもわたし、ずいぶん遠くから来てるの。
だから余計疲れちゃって。
東京は東京なんだけどね。
〇〇市っていうの。あなたご存知?」
て言われて

「えぇ!」てなった。

「〇〇市ですか!いや知ってるも何も!
わたしも〇〇市から来てるんです!」

すごい偶然。同郷だったよ。
一瞬\( ˆoˆ )/\( ˆoˆ )/ワァイ てなった。

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「温存したの?」って訊かれて
えぇ。と答えると

「じゃあ 放射線通ったんでしょう?
すごく大変だったと思わな~い?」て。

あぁ…!!
あの苦労を同じ体験でもって知ってる人がここにいるー!!
と思ったらテンション上がっちゃったよ。

その人は一年前に放射線が終わってたんだけど、
なんと昼間仕事をしてから
夕方、放射線治療に来てたって。

わたしは下準備はあれど仕事は月1しか出かけず
それも治療日とはかぶらぬ日曜日だから
電車が混まない時間帯を希望して
ただもう通うのみって感じだったけど、
よくぞお仕事しながらこんな遠くまで毎日通いましたね~。

どうやって癌を発見し、
どこの病院にかかり、
どんなことを言われてきたのか、
そしてどうやってこの病院へたどり着いたか、
お互いに話してるうちにその方は呼ばれて
いそいそと診察室へ入っていった。

5分後に診察室から出てきて
「それではお先に失礼するわね。
お大事に。帰りは気をつけて。」
と帰っていった。
またここから2時間かけて帰るのでしょう。
また3ヶ月後もあの人に会えたらいいな。

人と話してると待合時間もあっという間だったよ。
結局わたしも予約時間から
2時間経つ頃にようやく呼ばれた。



…なんでたった1度の「診察に行ったよ」の記事が
こんなに長いんだろうねわたし???

ちょっとまだつづくんだけど
(そらそうだ、まだA先生に会ってないもんよ。)
長くなり過ぎたから、つづきはWebで!

じゃなかった!
また別の日に!

読んでくれている方々、
遅々として(乳腺ネタだけに「乳として」でもいいかもしれない。←とか余計なことばっかり書いてるから)進まぬブログですいません。

ダム決壊

ホルモン剤(ノルバデックス)を飲み始めてから1度目の生理は
余計な広告なしにイキナリ映画本編!
アレッ!映画泥棒のくだりは?
違法アップロードの説明した?みたいな
唐突な始まり方をしたんで
次もそうかな、と少し警戒はしていたんだけど、
生理日程はいつも順調そのもののわたしなのに
待てど暮らせどやってこず。

あら~、もしかしてわたし
ホルモン剤でついに生理あがったかも。
とか考えていたのだけど。
調べるとノルバデックスには生理を止める効果はないそうで。
単なるホルモンバランスの崩れで
遅れているだけだとどこかに書いてあった。

体調も少しずつよくなってきていて
なんか完全に油断してたんだけど、

前回からピッタリ60日経った先日、
「はい!!ダム決壊!!」
とばかりに突如やってきたんだよ…!!

ほんと「突如」。
すん~ごいの。
なん~にも前触れもなしでさ。
「お待たせいたしました~そろそろ放流よろしいでしょうか~」くらい言ってはもらえまいか。
「ダム決壊しそうです!!」の緊急放送くらいはかけてはもらえまいか。

もう心理的にも物理的にも
何の準備もしていなかったよわたし。

しかも生々しいこと書くけど、量もすごかった。
さっきの決壊でダム職員もろとも流されたかな、ちゅーくらい。
調節するというか堰き止める人はもう誰もいない感じで、
…いや。いないけどね?
もともとそんな職員わたしの股にはいないけどね?

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いや、織田裕二もいなかったよ?
奥遠和ダムじゃないし。
ホワイトじゃなしにレッドだし。
このダムに職員がいたハズなのに
今やいないようだ、という比喩で書いてるけどさ?

それくらいに、ずーと流れ出つづけているという。
また生々しいこと書いちゃうけど、
物理的用品があっという間に端から端まで真っ赤っかになる。
タップタプしてんの。

まったくこんなの初めてだな。
そんなビックリを過ぎたら、
その後はむしろ快感すら感じたよ。
デトーーーックス\( ´ω` )/ウフフ モットデローー
って感じで…!

そしてこのダムの決壊フェスは丸2日間つづいた。
そして4日で宴もたけなわ。
また来るね!と言ったかどうかは知らないが
アイツは去っていったのでした。
(↑織田裕二のことじゃないよ)

ホルモン剤を始めるにあたり
乳腺外科のA先生も確かに3ヶ月前に
「1度目の生理は量が多く、2度目からは反動で少なくなります」
と説明していたっけね。

わたしの場合1度目はそこそこ、
2度目が決壊フェス、となったワケだ。
3度目は先生の言う通りに少なくなるのだろうかね。

そして生理の去った今、
ホルモンバランスがまたガタガタになったのか
目眩が少し強まってしまったんだけど
まぁコレもおいおいよくなるでしょう。
日常生活に支障はありませんよ。

明日は乳腺外科に3ヶ月ごとの通院日。
いってきまーす!

くりこさん再手術

少し前に、仕事先のくりこさんから
放射線治療をやる・やらない以前に
断端陽性(取り残しがあった)で再手術になっちゃったってメール来たんだ。
Σ(゜口゜)えーーー?!
ビックリした。。。

昨日仕事だったから、
終業後またくりこさんと小1時間話してたんだけど、
再手術が必要と事前にお知らせだけあって
医師にちゃんと説明を受けるまでに
1週間の期間が空いたそうなんだけど、
再手術だなんて癌が再発したのか、もうダメなのかと思って
もうほんとうにションボリしていたんだって。

ヤですよね~、フライング告知。
いつぞやわたしも、病院受付の加奈子(仮名)に
フライング告知を受けてヤキモキしたんですよ~。
(「フライング加奈子」http://clichang.hatenablog.com/entry/2016/12/11/143405 )


今や先生に説明を受けて事情もわかったし
(再発じゃなく、あくまで取り残し。
…取り残し…!!←ほんとはそれだってどうなの?と思うよ。キッチリ一度でキメろよ、と思っちゃう。)
…事情もわかったし前向きな気持ちでいるみたいだけどね。


あと、3人の医師から揃って
放射線治療はやらなくていいと説明されて
そうすることにしたって。
(同じ病院の先生たちらしい。
できればヨソの先生に訊いてほしかった。)

一度放射線をかけたところには
二度とかけられないから、
もし別のところに癌が発生した場合のために
手段はとっておきましょうと
説明されたんだってさ。

へぇ。そんなやり方があるの。と思った。
素人だから詳しいことわからないけど
こないだまであった癌由来の局所再発予防で
放射線治療はするものなんだと思っていたけど
違うのかな???

でも、もうくりこさん本人も
そこまで大丈夫って言われたから納得しました!
て、晴れ晴れと笑っていたから
わたしもそれ以上は言わなかったけど。

本音は
「病院変えたらいいのに☆彡」
だな。

くりこさんの再手術は来週。
今度こそキッチリ取り切れるように祈ります(○´Δ`人)

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さて。
わたしの体調は というと。
すこぶる、とまではいかないけど
だい~ぶ楽になったんだ!

日にもよるけど、関節痛や筋肉痛はさほど感じなくなった。
目眩と吐き気も軽くなったよ。
食後たま~にクルクル……と回ることがあるけど。
それもそんなに長くは続かないもんね。
考えたら、ホルモン剤を飲み始めてからもうじき3ヶ月。
数ヶ月もしたら体が慣れてきて
副作用も落ち着いてくるだろうと言われていた3ヶ月。
ほんとうに、その通りになりつつあるね。

そして放射線治療でダメージを受けたおっぱいの、
ボールペンか何かでグリグリされるような痛みも起きなくなったし!
たまにツキツキ…と奥の方で感じる程度。
まだちょっと皮膚は痒いけど、
掻きむしりたいほどではない。

ちょっとずつ、ちょっとずつ
わたし元気になっちゃって。
悪くなることは全然ないから
順調そのものなんだな~。と。
ありがたや ありがたや。

順調に元気になれるように
手術してもらえたり治療してもらえたり
ケアしてもらえたり。
わたしはほんとうにいい病院といい先生に出会えたな。

あらためて、ほんとにラッキーだった!
ヾ(●´∇`●)ノ

身も蓋もない話

その昔は 乳癌は乳岩って呼ばれてて、
手術なんて選択肢もなく
モチロン抗がん剤やらホルモン剤なんてものもなく、
かかったらもうおしまいだったんだろうから、
40で乳癌になったわたしは
昔ならきっと 胸に岩があると気づいてから10年経った50歳くらいで
普通に死んでたんじゃないかと思ってるんだよ。

「人生五十年」とも言われていたんだし
50歳まで生きられたら大往生だったんじゃないかな。

だから40歳で乳に発癌したのも
人体的には何も不自然はなく、
ごくごく自然な流れだったんだろうな。


そして昔で言ったら不治の病を
現代の医学でもって助けられ。

あらためて思う。
医療機械にしても薬にしても
現代の医学は魔法みたいにスゴイね。

…魔法なんて言ったら失礼なくらい
すごい技術や知識や労力や時間をつぎ込んで
出来上がってきているんだろうけどね。
しかも完成系は有り得なくて、これからも進化し続ける。


そんな話とは裏腹に、
ほんと 身も蓋もないコト言っちゃうけど、
そしてコレはもう長年思っていることなんだけど、
わたしあんまり長生きはしたくないのだよね。

70歳くらい生きられたら充分なんだけど、
もしかしたら発達した医療が
そうはさせてくれないかもしれないね。

わたし乳癌にかかったことで
この先絶対抜かりなく検査を受けるんだろうし。
手遅れの病気になることはないんじゃなかろうか。

もしも外出先で心臓発作を起こしたとしても、
AEDとかあるし。すごい技術。

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居合わせた人たち、絶対助けようとしてくれるもんね。
いいんですよ、そっとしておいてくれたら。
でも死にかけてる時に助けようとする人たちに
「助けるな」と伝えられないかもしれないよね。
うまく言葉が出てこないかもしれない。

わたし、人生のうち死ぬのは1度でいいの。
2度も死んだりしたくないんだよ。

もし心不全とか起こしても助けられないようにするために、
体に「蘇生不要」とかタトゥーをしておかなくちゃダメかな、とかボンヤリ考えている。
「70超えてたらわたしを蘇生しないでください」


こういう話をするとわたしは人生を諦めているとか
病気になったことで気が弱くなっているとか
思われるかもしれないけど、違うんだよ。

わたしは夫や両親にたくさん愛され、
友達に恵まれ、子に恵まれ(犬ネコ)、
まるで300年くらい生きて堪能してきたような凝縮の40数年で、
もう今ですら充分に楽しく幸せな人生を生きてこれたから、
何も思い残すことはありません。
いつ死んでも、こんなに若くしてかわいそうだとは思わないでいいです。
幸せな人生でヨカッタね!と思ってください。

みんな!ありがとうね!

…なんかこれからすぐ死ぬ人の
遺書みたいになっちゃったけど、
心配ご無用。
多分わたしスゲー長生きしちゃうと思うよ。

あーあ…
おっぱい痒い!(ポリポリ

確定申告・医療費控除

グズグズ いつまでも避けてもいられないから
重たい腰をようやく上げて
面倒な確定申告をやり始めたんだ。

昨年中にわたしのパソコンは
完全にダメになっちゃったから、
夫のパソコンを借りて
税務局のサイトから申告書の作成をしたんだよ。

これまで、医療費控除のための明細は、
持病により毎月通院する夫の治療費+薬代を
一件一件書き込んでいたんだけど、
父に訊いたところ、
それは病院ごとの総計を入れればいいんだよって言うんで、
なーんだそんなんでいいんだ!
それならだいぶ楽だよーと思ってね。

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こりゃいいや~とカタカタ電卓打ってると、
昨年1年の、夫婦の医療費総計が、なななんと!
41万円を超えてることがわかりましたー!!

わーい おめでとういやおめでたくなーい
ヾ(●´∇`●)ノヾ(●´∇`●)ノ



高いーーー(メソメソ

ひょっとして…とは思っていたけれど…
あらためまして高いーーー(メソメソ

もしも病気なんてひとつもなく
通院も治療も入院も手術も薬も
なーーんにも要らなければ、
この41万円、ソックリ貯金できたんだね。
貯金じゃなくたって、旅行に行けたよ。
毎晩外食できたろうし。
欲しいものアレもコレも買えたろうよね。

病気になるって ほんとお金かかるね。
トホホだよまったく。


んで、少しでも税金を控除してもらいたくて
このように申告書に書き込み、
プリントアウトして、


プリントアウトして、


プリントアウト…


プリントアウト…できない!!!


まさかのこんなタイミングで
プリンターまでぬっ壊れたよー(TДT)

結局何度試してもダメで、
ひとしきり わーーーん!と騒いだあと、
仕方がないから、パソコン画面に表示されてる
自動計算された印刷前の申告書をスマホで写メっておき、
後日 電車に乗って実家へ行き、
パソコンを借りてまっさらの申告書をプリントアウトし、
スマホを観ながら手書きで記入。
そして無事ポストに投函!

わはー!終わったー!
長かったー!
今年ちょっと面倒くさかったー!
いやちょっとじゃないねかなりかなり!
でももうそれも終わり!
憂鬱のタネが消えた!
なんて心が軽いんだろう!
ランランルー
クルクルクル(踊


…と思ったのも束の間。
確定申告の書類にハンコ押さずに
投函しちゃったことに気づいた。。。(´◦ω◦`)

うぉーーー!
もう!もう!もう!
いいよもう!

もーーーーう!!!!!(暴

おわり。

クラウド

思い出したことがあるので書いておこう。

放射線治療最終の日、自宅最寄り駅まで帰ってきて
携帯ショップへ寄った。

というのも、
前日に携帯会社からの通知メールが届いたのだよ。
「通信量超過」

…いやいやいやいや。
そんなワケないない。
まだ3Gしか使ってないし。

…え!!3G!!
結構いったなぁ今月!

あ、そうだ、そうだった。
通院の電車内は暇だから
YouTubeでミュージックビデオをずっと流してたんだよ。
(流しながら眠っちゃってたから
ほとんど聴いてないのだけどな。えへ。)

いや、それにしてもあともう3Gあるハズじゃん。
なんか契約した時の話と違うし、
料金も結局どうなってんのかわからない。

他にも
撮りためた画像をSDにバックアップしたから
携帯の中の画像は消したいんだけど、
いざ実行しようとするとSDの画像まで消されちゃう。
コレをどうやったらいいのか教えて欲しくて。



番号札引いて待ってたらやがて呼ばれて、
若い男の子店員さんのいるカウンターへ。
そして上に書いたようなことを伝えたワケね。

そしたら、
通信量超過と料金のことはサクッと解決。
あとは画像の保存のことなんだよね。

アナログ人間だから、機械の取り扱いとか
インターネットの仕組みとかほんとにわかんない。



…わたし今からスッゴイこと書くね。
「え?今更?」って思うようなこと書くね。

クラウドって、いったい何ですか?」←!!

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店員さんが教えてくれたことによると
SDとか使わなくても、雲がデータを保存しておいてくれるってさ。
しかもWi-Fiに繋がった時に、
撮った写真たちは容量無制限で
全て雲に自動で上げてくれるんだってさ。

へー!
それは便利ですね。
じゃもしかしてSDとかいらなかったの?
でも、雲にあげた画像は
誰かと共有されちゃったりとかしませんか?
ホラ、やっぱりその…モジモジ
見られたくない写真もあるし…(チラッ

みたいな感じで訊いたら、
雲にはログインパスワードとかがあるから
他人に見られることはないって。

そんなこんなで、
この携帯をWi-Fi下で雲と同期できるよう
設定をしてゆきましょうって
その場で携帯カバーを開いて教えてくれようとした…のだが。


あの。待って。あの。
だから。さっきわたし言った。
他人に見られたくない写真もあると。

ニャンコの写真が9割がたなんだけど、

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残り1割のうちの何枚かは
顔まで入っちゃってるおっぱい画像なんだ。

術前 名残惜しむみたいに撮った
傷のない最後のおっぱい。

そして術後すぐのおっぱい。

傷がなおりかけのおっぱい。

放射線かける前のおっぱい。

少しずつ変化してきたおっぱい。

おっぱい。

おっぱいが…いっぱい…(白目


わははははー!!
並んでるねーおっぱい!!
それがわたしが見られたくないって言ってた画像なんだよねー!!
( ゚∀゚)ウァハハ八八ノヽノヽノヽノ \

そんなワケで。
店員の男の子に完全に見られちゃった。
わたしのおっぱい画像。

「あ!Σ(゚д゚;)そうですよね!そうですよね!
見られたくない画像だってありますよね!」

てなんか慌てて見ないフリしてたけど
もう普通に見えちゃってたよね。

でもジックリ見てたワケではないから
傷までは見えなかったろうし
わたしが乳癌の手術してきた事情なんて知らないから、
あのおっぱい画像の数々、
完全に旦那か不倫相手にでも「おっぱい画像送って」
とか頼まれて撮った写真なんだろうって思われたろうな。


夫以外の男の人におっぱい見られたりするの、
病院の先生やスタッフさんたちだけだろうと思ったけど
思いもよらない人に見られちゃったよ、とほほ。
というお話。


ショップを出てから、
考えたら傷の写真なんて要らないや!クソッ!
と思っておっぱい画像はソッコー捨てた。

お店でWi-Fiに繋がってたから、
どうやら雲の上にはもう保存されちゃってるらしいのだが。
じゃあそれをどうやって調べるの?
どうやって消したらいいの?
とかは訊く気になれなかったのでそのまま帰った。
(だってまたおっぱい出てきたら困るしー!!)

もし今後何かあったとしても、
しばらくあの駅前のショップに行くのはやめとこう( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン