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ここにある。

2016年夏。乳癌になっちゃったよわたし。

何かあるね。

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2016年7月22日

朝、いつも通り仕事に出かけてゆく夫を送り出したあと、
着替えをしようとTシャツを脱いだ時だったよ。

わたし髪の毛が長いんで、髪がコショコショと左胸の脇をくすぐったのね。
んで、髪をパッとはらってカキカキしたら、指に引っかかるものが。

おや?何だろうコレ?
ムヨムヨしたおっぱいの中に、何かあるね。

左胸の外側。
時計としたら3時の場所に。

腕を上げて触り、下げて触り。
うーん。確かに何かあるね。
丸いけど、ちょっと尖ったところもある、クリクリ逃げるような硬いもの。
コンニャクの下にサクランボの種があるみたいな。

普通に考えてコンニャクの下にサクランボの種が置かれるシチュエーションてあんまりないだろうけどね。
でも、まさにそんな感じ。



「わー。面倒くさいな」
コレが一番最初に出てきた感想だったな。

癌かもね。

自己診断で乳腺が張ってるのを怪しんで
さぐってさぐって この角度から触るとあるような気がする、
このコリコリしたものはもしや...?というんじゃなく。
あからさまに突拍子もなく完全なる異質物として、
脂肪の下に丸いものが確実にここにある。って感じだもの。
今までに触ったことのない感じ。

乳癌の代表格って触ると梅干の種っぽいって聞いたことあるけど、
わたしのしこりは、そこまでの大きさじゃなさそう。
そうだな、サクランボの種。大きさも形も。
(注:しこりを触れない乳癌もあります。)



裸のままでいるのもアレなんで、とりあえず服を着て。
お茶でも飲んで ホッとして。
別件で前日から連絡を取り合ってくれていた友達 うりこさんにLINEを送った。

「さっき、胸にしこりを見つけちゃったんだ」

「大変じゃないか!それはすぐに調べた方がいいよ」

そうだよね。
病院開く時間になったら電話してみよう。
そういえば市のガン検診通知が来てたよな。
書類をガサガサあさってたら 捨てずにとってあったよ。
グッジョブ、わたし。
かなりお安く検査してもらえちゃう。

調べると、自宅から徒歩2分もかからない場所にある
総合病院が市の乳癌検診に対応してた。
なんてラッキーなのかな。



わたし、ほんとうに面倒くさがりでね。
病院での用事なんてね、できればサッサと終わらせたい。
だから、なるべく近い方がいい。
チャチャーっと行って、すぐに終わらせそしてすぐ帰ってくる。
だから、こんな近所の病院で調べられるなんてラッキーだなと思ったの。

…それが後々 余計に面倒なことになるとは
この時 夢にも思わず。
とにもかくにも、近所の病院(以下M病院)に電話をかけてみた。

「市の乳癌検診をお願いしたいのですが」

「乳癌検診ですね。
えーと...ご予約がとても混みあっているので、
3ヶ月先になりますがよろしいですか?」

「そんなに先になっちゃいますか。
実は自覚症状がありまして。
今朝気がついたんですが、どうやら胸にしこりがあるようなんです。」

「え!それはいけませんね。
そうなると市の検診ではダメです。
直接乳腺外科に予約をしていただいた方がいいと思います。
検診のような安い費用ではなくなってしまうのですが、
自覚症状がある場合の検査は保険がきくので実費よりは安く検査が受けられます。
それに、市の検診よりも早くご予約を入れられますよ」

そうだったのか。
検診では「何か変なものがないか」という存在確認がされるだけで、
見つかれば「気になるものあったよ、この後は病院でよく検査してね」って
お知らせが来るだけみたい。
そんなこと、初めからわかってることだもんね。
しこりあるんだもん。
市の検診が格安だからって、それすらもムダにするとこだった。ホッ。

自覚症状がある場合は、直接病院に予約を入れること。
勉強になりました。φ(..)メモメモ



検査の予約は10日後。
マンモグラフィーとエコー検査。

夫との共有カレンダーアプリに書きこむ。
「8月2日M病院 検査」ポチ。

そして夫にすぐLINE。
「検査って書き込んだけど、きっと何でもないから心配しないでねー」ポチ。


はー。ヤレヤレだ。
面倒くさいもの、見つけちゃったもんだな。