ここにある。

2016年夏。乳癌になっちゃったよわたし。

友達のニャンコ

随分遅くなってしまったけど。
今月のアドベントカレンダー

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ネコちゃんたちー♡


わたしの大切な友達がお世話しているニャンコが
シールのニャンコみたいな三毛ちゃんなんだ。
カワイーンの。

で、このコがこないだ
乳腺にできた腫瘍で手術をしたんだ。
いつぞやの自分とかぶっちゃったな。

そしてこれまで世話をしてきたわたしのニャンコたちのことともかぶった。


麻酔手術のためにゴハンを食べさせられない時の心苦しい気持ちや
ニャンコの術中から、目覚めるまで、いや、すっかりよくなるまでの、
飼い主さんである友達の心配な気持ちを思うとね、
あぁ…!!となって わたしとってももどかしかったのでした。

わたしは東京、彼女は九州、
それぞれにある生活と物理的な距離。
こうなるとほんとに何もできなくて、
なんでなんでなんでなんだよ?!
ドラえもん!!と思ってたんだ。

ドラえもんよ、とばっちりかと思ったか、
だってもう今の時代ならとっくにできてる予定だったじゃないかよお前!!
そしたら借りられるものならどこでもドアを借りて、
いや、奪いとってでも、九州へ今すぐ行って
彼女にあったかいお茶でもいれて
手を握っていてあげたいと思っていたよ。
ニャンコから1秒も離れないように
受付とかお会計とか全部やってあげたかったよ。
(ニャンコに手出しをしないのはニャンコが怖がったらかわいそうだから)


…わたしが乳癌の手術をした時は
両親には「来なくていいよ」と伝えてあって、
というのも 母がちょっと調子よくない時期だったし、
遠く離れた病院だし、
来てもらっても多分話とかあんまりできないだろうし、
その割に一日中かかっちゃうし、
ということでね。
付き添いは夫にだけお願いしてたんだ。

術後に夫に実家へ手術の成功を連絡してもらった。
麻酔がすっかり覚めてから?だったかな、
翌日の朝?だったかな?
自分で実家へ電話して
「元気だよー 今日退院するよー」と話したんだったっけな。

1年ちょっと前のことなのに
ビックリするほど忘れてるな(´゚ω゚`)

というようなことを
かなりうろ覚えながらも思い出して
あの時きっと両親はすごく心配だったろうと
今になってあらためて思ったの。
手術は成功するとわかっていてもね。

癌だと告白したとき
母には「10年後も生きていてね」と言われて、
まぁ わたしのことだから9割型生きてると思うんだけど、
(というか9割型、というところが統計データのまんまというかね。)
あの時母はほんとうに祈るような気持ちで
「生きていてね」と言ったのだろうな。

というようなことを考えたり
思ったり
祈ったり
思いを馳せたり
していたのよ。


友達のニャンコはモチロン手術も成功!
今、傷を舐めてしまわないように
ピンク色のかわいいカラーをつけて
1輪の梅の花のような姿で日向ぼっこをしながら過ごしているみたい。

写真見せてもらったけどとってもカワイーンの。
こんなだった。

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ほんとうによく頑張ったね。
これからもお大事にしてね。


そして。
考えてみたらわたし、先月末に行った
放射線科通院のこともまだ書いてなかったんだな。
次はそのことについて書きまーすφ(..)メモメモ