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ここにある。

2016年夏。乳癌になっちゃったよわたし。

バカだなわたし。

なんだろう今日すごい調子いい!
目眩もほぼ感じない!
体が軽い!らったった~♪
という日があったのですよ。

その日 1時間半の電車移動ののち
朝から夕方まで体力勝負のイベント系の仕事をして
帰りも同じく1時間半かけて電車で帰宅。

いつもならもうここまでで疲れきって
夕飯作るのもパスして
外食にしちゃったりするところなんだけど、
その日はすごい元気だった。
帰宅後ちょっと休憩に座ることもなくご飯作って
翌日の夫の弁当の支度までしてたよ。

この日、仕事がお休みだった夫はお留守番で
ニャンコの世話をしていてくれたのだけど、
せっかくのいいお天気だったのに
1度も外に出なかったという。
体も鈍るし、ご飯食べ終えたら
夜の散歩にでも行こうかな、と言っていた。

ヒャッホウ!!
お散歩わたしも行く行くー!!(ノ)゚∀゚(ヾ)

ついてく気まんまんでいたら、
「疲れてるだろうから付き合わなくてイイよ」だってさ。
夫と一緒にお散歩したいんだよ、んもぅ♡
とクネクネしながらついてゆくことに成功。


そんなに遠くまでは行かなかったけど、
近所ばかりをあちこち1時間ちょっと歩いたよ。
長い坂道を登ったりもした。

いつも車で通り過ぎちゃうような所を歩いてみると
こんななってんの?
こんなお店あったんだ!
こんな道がある!
なんかいろいろ発見があって面白かったな。


近所の体育館

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公園

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まだ残っていた桜

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ほんとに。
すごく調子がよかった。
夜になるほど元気出てきちゃったし、
目眩がしないということがすごく嬉しくて
とても機嫌がよかった。

なんでかな?? あはは!!うふふ!!
クララが立った時みたいな気分!(知らんけど)
とか思ってた。
ら。
その理由が翌日の晩やっとわかった。



わたしホルモン剤のみ忘れてた。←えー

ノルバデックスを飲まないでいたら
あんなに体調も機嫌もよく過ごせるのか…。
その時のバイオリズムがいい感じだったとか
そんなのもあるのかもしれないけどさ、
それにしてもあの快適さを知るとノルバデックス…
割と本気で飲みたくなくなる…。

でもせっかくここまで検査も手術も
放射線治療もキッチリやってきたのに、
ホルモン治療、あと4年半以上と先は長いけど
やるべき最後のことをやらないなんてのはな…と。
大詰めの治療だものな。
頑張って飲み切らねば!!

…と気持ちを改めた。




のに…!!

その後また2回も飲み忘れたのであります(白目

1週間で3回も薬飲み忘れたということに。
わたし何やってんのかなもう。
やっぱ疲れてないようで疲れてたのかな。
意味がわからないよ。


実はこれまでにもひと月に1度くらいの割合で飲み忘れしてて、
その事を先月 乳腺外科外来でA先生に話したら
「まぁそういうことはたまにありますよね」
という感じで許してくれたのに、
1週間で3回の飲み忘れはさすがに
「キチンとしてください」と
失笑されるか真剣に叱られる気がする。


ホルモンをいじってどうの、という薬は
飲み忘れがつづいたら大変なんだ、自分がね。

薬によりホルモンバランスが崩れて
目眩が起きてくるんだけど、
そんな状態にも体が慣れてきて
「こういうもんか」と当たり前になる。
そして少しずつ目眩も治まってくるんだろう。

…というかそんなふうにして目眩が治まってきてたんだよ!
それなのに!
それゆえなのか?!
薬を飲み忘れて!!
しもただよ!!
しかも何度も!!

せっかく治まりつつあった目眩が、
あんなに軽くなっていた目眩が、
また強まってきちゃってさ。
飲んだり飲まなかったりしたもんだから、
きっとまたホルモンバランスがガタガタになって。
バカだなわたし。
2、3日は振り出しに戻ってしまったみたいに強い目眩と吐き気だったよ。
今は半分くらいに治まったけど。
でも思わず薬を飲み忘れるほどの、あんなに軽い目眩までには戻っていない。
バカだなわたし。
ほんとバカだなわたし。



毎晩夫に「薬飲んだ?」て訊くし
「うん、飲んだ」て答えをきいて
「そかそか。ヨカッタ」とか言ってんの。

飲めっつーの、自分が。


そしてその後ニャンコたちにも
それぞれに夜の薬を飲ませたりしてるの。

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「はいっ!今日のお薬おしま~い!エラいね~!」
とか言ってんの。

いやいや、終わってねーっつーの、自分のが。



そんなワケで。
携帯アラームをかけることにしました。
夕飯を食べ終えてる時間で、
かつ、寝てしまうより前。
毎日。

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「薬飲んだ?」

きっとコレで忘れない。

と思う。
「あ、忘れてた。けど後で飲む」
とかやらなければね!
しっかりせねばダヨー

健康トゥルントゥルン

亜麻仁油を始めたんだ。(唐突


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こないだテレビでもやってたことを1行で書くと
「不足しがちないい油を摂ることで健康になりますよ」
ていうね。
(それよりこのいつも長いばかりのブログを
3行くらいで終わらせてみたらどうかという。)


この、健康によい油については
もともと、ニャンコの持病にどう?て
獣医のうりこさんがサンプルで
Ω3のサプリメントを送ってきてくれたのがきっかけだったんだ。
とてもいいよコレ。

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わたし健康オタクっぽいとこあるから
こんなの教えてもらったらテンション上がっちゃってね。

Ω3の効能てなんだろね?と調べてみたら、
まーあ いろいろ出てくる出てくる
いいことがたくさん!(゚∀゚≡゚∀゚)

・抗炎症作用
・アレルギー緩和
・免疫上げる
コレステロール下げる
・便通改善
・血管を強くする
代謝アップ
・美肌
・ダイエット
・抗鬱作用

など。など。

青魚の油の中に含まれている物質なんだって。
でも推奨摂取量はどう見積もっても
わたしたち足りてないらしいよ。
魚ばっかり生で毎食という生活ではないものね。
そこで、Ω3たっぷりの亜麻仁油の登場だよ。


説明しよう。
わが家のフルメンバーの持病は以下の通り。

・夫=リウマチ、花粉症
・わたし=乳癌、日光過敏症、
・白ニャン=甲状腺機能亢進症
・シマニャン=変形性脊椎症、腎不全、慢性鼻炎

高齢化のわが家、持病の総合商社やー!

でもΩ3、上に書いた全部に効きそうな気がするするー!
つてことで。
うりこさんに訊いたら
ニャンコも亜麻仁油摂って大丈夫だと教えてくれたから、
家族全員で始めたんだ。

余談だけど。
お気づきだろうか。
うりこさんがせっかく送ってきてくれた
サプリメントは全部ニャンコに飲ませて
良さそうだとわかったのに購入はしていないということを。
ましてやみんなで亜麻仁油始めますー!
だなんて、どんだけ失礼なわたしだろうか。
でもそれをうりこさんは許してくれる。
優しいお姉さん。


亜麻仁油
ダイエットも出来ちゃうなんてイイよね。
わたしこれを機に、脇腹肉まん化症候群も治すのである、しめしめ。

とにかく、他は何も変えずに
油を足すだけというお手軽さが性に合う。
生来面倒くさがりだから。
苦労するようなものは長くは続かない。
継続することが大事。(昨日も書いた)

んで、今。
亜麻仁油を2週間くらい摂り続けてみた感想だけど、
肌の状態が少しよくなったみたいだよ!
顔を洗ってる時の手ざわりがよくなった。

じゃあ見た目は…
えーとね、よくわからない。
多分、あんまり変わらず?
元々の感じ?
井川遥に似てるままなんじゃないかなぁ(チラッ
(顔出ししてないブログの良さ。)


夫やニャンコたちも、特に何も申告はしてこないし
見るからに夫がトゥルントゥルンになってルー!!とも思わないから
全員、見た目的な部分では今のところ
何も変わってないと思う。

元々快便な夫婦だから
「お通じがよくなったの♡」という感想もなく。

いや待てよ、シマニャンコが1日置きだったのが
時々連日で出るようになったかも。
偶然の域を出ないので本当に偶然かもしれないけど。

元々便通のよくない人が亜麻仁油を始めると、
最初の1週間くらいで1kgとか2kg
スッと減るらしいですよ。
あらイイわね。


そんなこんなで元々快便体質だし
体重はまったく変わりなく。
でも半年とか1年とか長く続けていけば体質が変わって
太りにくくなったりするんだろうな、
きっときっと!
そう信じて今日も明日もあさっても。
わたしはみんなの食事にタラ~と亜麻仁油をたらす日々。

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↑フレッシュキープボトルで酸化しにくいし
使いやすいと思うよ。
人間2人とニャンコ2人で約半月。



さて。ある日。
亜麻仁油について調べていたら、
ひとつ気になる記事を見つけた。

亜麻仁油には、イソフラボン様作用の
リグナンという物質が入っており、
更年期障害や生理前症候群を緩和します」
というもの。

あれ。(´゚ω゚`)
じゃあもしかして…
ホルモン治療やってるわたしには
亜麻仁油ってよくないんじゃないのか?!
(女性ホルモン補充になるイソフラボンなどのサプリメントや薬などは避けなくてはいけない。)

亜麻仁油は免疫力向上により
癌予防にもなると書いてあったけれど、
ホルモン治療をやってる人のことは
どこにも書いてないんだよ。

でも、亜麻仁油サプリメントじゃないし…
ただの食品なんだから、
スプーン1杯程度問題ないんじゃないかな…
でも、豆腐や豆乳、納豆だって
治療中は1日に食べていい最大量が決まっている。

※↑でもそれは乳腺外科のA先生に言われたわけではない。
そもそも訊いてすらいない。
インターネット上で拾ってきた情報による。
ホルモン治療中の1日のイソフラボン摂取量上限 40mg。
豆腐なら半丁、納豆なら1パック。
全く摂らないよりは中等度に摂った方が再発予防になる。
超えた量を続けると治療効果を下げるので避けるべき。

納豆や豆腐は元々好きでそれくらいの量を食べてるから
それに亜麻仁油も足してたら…
イソフラボン様作用のリグナンが豊富…
むしろリグナンはイソフラボンさえも超える
イソフラボン様作用とかどこかに書いてあった…
えぇ…

なんかいろいろ思いが巡り…

早速肌触りがよくなったり、
こんなに良さそうなものを
止めなくちゃいけないかもしれないと思ったら
たちまち憂鬱になってきたんだけど、
わからないことでクヨクヨするのもバカバカしいから
「日本アマニ協会」という頼りがいのありそうな
団体のホームページを見つけて
メールで尋ねてみたんだ。

乳癌です、ホルモン治療やってます、
ってところも包み隠さずにね。



そしたら数日後に回答が。
内容は以下の通り。(抜粋)

・・・・・・・・・・

どちらの亜麻仁油をご利用いただいているかにもよりますが、
通常、亜麻仁油を搾油した場合
リグナンは油に移行しません。
搾ったあとの絞りカスに残存します。
製品によっては、その絞りカスからリグナンを抽出して
油に転嫁するものもありますが、
高コストになるため通常は行いません。
(クリコ補足:転嫁→添加、かな。移すだけならやっぱり転嫁でいいのかしら。)

・・・・・・・・・・

ナルホドデスネ- φ(゚▽゚*)メモメモ

そうか!
だから、亜麻仁油の中に沈んでいる
茶色いナッツみたいのを
苦いとかまずいとか言いながらも
コレが健康にいいんだって
ありがたがって食べてる人がいるのか。
そこにリグナンが入ってるから…!
ナッツみたいって言ってるものは、絞りカスなのか!

さて。
わたしが買ってきた亜麻仁油は1本145gで900円程度。
サラダ油やオリーブオイルに比べたらうんと高いけど、
亜麻仁油の中では普通のお値段。
そして絞りカスなんて入ってない、透明な油。

ということは!
コレにはリグナンは入ってないんだね!
なんだよ~ !嬉しいな!

普通は「えー。体にいいリグナンは入ってないの、ガッカリ」
とするところだろうけど、
ホルモン治療やってるわたしには
入ってなくてヨカッタ!という感想。

はー。こんなにすんなり解決できるとはね。
日本アマニ協会さん、さすがです。

「これからも心置きなく続けます」
と感謝とともに返信をして、
また今日もわたしは鼻歌まじりに
みんなの食事に亜麻仁油をタラ~とたらします。

夫よ、ニャンコたちよ、
みんなで健康トゥルントゥルンになろう!!

体重増加

体重が増加し始めた。

ノルバデックスを4ヶ月ちかく飲んで
徐々に太りやすい体質になり、
ついにそれで安定しちゃったみたい。

ずーと腹が減ってるよ。
ホルモンバランスがおかしいからだと思う。
生理前のような空腹が毎日。



食べすぎないようにガマンしてるのに
ある時 毎日500gずつ増えていってた。
代謝が落ちたんだろうかね。
うわー。ヤバイ。と思って腹八分目にした翌日、
ズキューンと1kg増えてるのを見て
「おちょくってんのか…?」と思った。
そして悟った。
「薬効に抗うのはむずかしいんだな」と。


そらそうだよね。
ホルモン治療のノルバデックス。

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癌を再発させないための薬、
と謳っているだけに強力だよ。
その毒性で癌を叩くという抗がん剤と同等の効果だってさ。

そんな強い薬で癌を再発させないよう
体質を変えているんだから
「たくさん食べてもそんなに太らない」
「太ってもすぐ落ちる」という
今までの体質ではなくなってしまったんだな。

元の体重から4kg太っちゃったよ。
徐々に、ていうんじゃなく
比較的短期間でドカッと太ったから体が重いんだ。
むくみやすくもなってる。

顔なんか丸くなっちゃって
うっかりフェイスパウダー多くはたいちゃうと大福みたい。
鏡の中の自分の顔がおいしそうでお腹減るよ。

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甘いもの食べたい♡てなる。


そんなこんなで貯まるのは脂肪ばかり。
お腹の周りにね。
金はちっとも貯まらんのにだね。チェッ。

この脂肪がお金だったらスーパーやコンビニなんかで
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、いろんな物が買えるのに。
プリンとか。
(また食うことばかり考えてる)



なんかくびれがなくなってきて、
ザ・中年 て感じの体つきになってきた。

今後もっと太ってしまったら…
服を買い直しとか…そんな余裕はないぞ。
お金の代わりに脂肪をちぎっては投げ、は、
リアルでできないからね。
そろそろ増加を食い止めねば。


それに薬の副作用で太りやすくなったことは仕方ないとしても、
だからって太りつづけていいワケでもないみたい。
癌細胞は脂肪の中に発生しやすいから、
太ると癌が再発しやすいんだってさ。

え。なんなのその矛盾。
そしたら何か痩せ薬も一緒に
処方しておくれよ 先生ぇ…(切実


でもなんやかんや言ってね。
また元の体重に戻したいなと思うのは、
癌が再発しやすいから、
というよりも実は見た目のことが大きいよ。
だって女ですから(*ノ∀ノ)キャハハ♡
やっぱキュッとしてた方が見栄えがいいもんね。
そして動くにも体が軽くて楽だもん。

まぁ、このホルモン治療をちゃんとやってれば
再発しないだろうと信じているから
「見た目の方が~」とか言ってられるんだろうけどさ。



というワケでね。
食事の量や質だけで痩せられる
というレベルではなくなってきたんで
なるべく体を動かすようにしてるよ。
継続することが大事だから、あんまりムリなことはしてないけど。

ゴミ出しや買い物でマンションを出る時は
行きも帰りも階段を使うことにしてさ。
10階だからそこそこの運動になるんだ。

そしてNHKの「みんなの体操」も
ハイパーバージョンで再開した。
(みんなの体操ハイパー=普通のみんなの体操に余計な動きを加えて
運動量を3倍くらいにしたオリジナル体操。
高速コマネチとか人には見せられないタイプの動きを取り入れたヤバ体操。)

あと、代謝を上げたいから
何がしかに生姜を使ったおかずを入れることにした。

あとね、あと、
うーん。ほんとはまだあるんだけど、
長くなるからそれは次の記事で書くことにしよう。


はぁ。
「普通」でいるということが
更年期ともなると、はたまた病気をすると、
こんなに大変なんだな。
(今、薬で更年期状態になっている)
一生懸命やって やっと「普通」でいられる。

若く健康である、ということはそれだけで財産だね。
人は生の財産を守るために
働いて得た財産をつぎ込むのですね。

は~ ペチペチ(ちぎって投げられない腹の肉を叩きつつ

□□さんのこと

バイト中、持ち場の違う□□さんが
わたしの座っているところへやって来た。
休憩時間までには時間もあるし、
引き継ぎでやってきたんじゃないな、と思った。

□□さん、きっと病気のことを
話しに来たんだろうと直感した。



「お疲れさまです~
少しお話がしたくて。手、空いてます?」

という挨拶の後、□□さんは
割とスカーッ!!と直球で訊いてきた。

「クリコさんは、乳癌なの?」
スカーッ!!(効果音



実は□□さんが子宮体癌で近々手術予定だということは
よりによってエイプリルフールの日に本当の話として
別の人から聞いて知っていたんだけど、
(ややこしい。)
わたしに話してくれた人と□□さんとの信頼に関わるし
徹頭徹尾 知らないフリを通そうと決めた。

でもわたしに話してくれた人も、
お見舞いに千羽鶴を折っているのを
わたしに何だ?と訊かれて
気まずそうに答えただけなんだけど。


そしてね。
わたしもこの職場では
ヒマな時間帯に雑談で何人かに
「今検査してるんだ~。針生検めちゃイテェ!!」
とかそんな早い段階から話してきたもんで、必然的に
「結果はどうだった?」
て訊かれたし
「やっぱり癌だった」
ということも話してて、
話した人たちには心配かけちゃって申し訳なかったんだけど、
まぁ病気だなんて別に面白い話でもないし
それ以上の人には話さず、
ちょうど繁忙期も去ろうとしていた時期で
そのままおよそ半年後までわたしは姿を消すし
(繁忙期だけのバイトなの。)
姿を消している間に
手術や、通いの放射線治療を終えることができてる。

抗がん剤の効かないタイプの癌だったから
頭髪とかの見た目の変化もなく
しれ~っと何食わぬ顔で
またこの春から働き始めていたワケね。


そして□□さんには
わたしが乳癌だということは
これまでに話していなかったんだけど、
どうして□□さんが知っていたかと言えば
癌だと話したこの職場の誰かから聞いたんだと思う。

でもその人たちもゴシップとして
□□さんに喋ったんじゃないね。
□□さんの病気が発覚したのをきっかけに、
実はクリコさんは乳癌なんだよ、話してみたら?
と紹介したのだろうね。

ありがたいことにわたし
半年前と変わらずヘラヘラと過ごしていられてる。
「ほらあの人をごらん。心配いらないよ」
というポジティブな意味合いで紹介されたんだと思う。



この後きっと打ち明けられるだろうから、
なるべく明るい感じで笑って答えたよ。

「そうなんですよね~。乳癌!」

「いつからなの?」

「気づいたのは去年の夏です。
ここに来てる頃いろいろ検査をしていて、
すったもんだの後ようやく確定しました。
11月末に手術して、その後放射線治療も終わって、
これから先は5年間、ちょっと長いんですけど
飲み薬の治療をしてゆくだけです。」

「しんどくなかった?」

「いえ、確定してからは
自分でやることなんてほとんどないし
放射線治療に通ってた時は疲れでヘロヘロだったけど、
通院が終わってからはそんなこともなく。
飲み薬の副作用でちょっと太りましたけどね。えへ。
あとは軽く目眩がするくらいで
生活に支障があるワケでもないし
今やこの通り元気に過ごせてますよ!」

と説明。

「実はわたしも…この間子宮体癌が見つかってしまって...」

とうとう打ち明けてくれた。


Σ(゚Д゚ノ)ノえぇっ!!←演技。
初めて聞いたかのように。
わたし女優もいけるかも。
こんにちは、クリコあらため井川遥です。

どんな感じで発見されたのか
これからどういう予定なのか
などなどを話してくれた。
詳しくは書かないけど、早期発見だったそうだよ。

「早いうちに見つかってよかったですね!
早期発見は、病気を治す上で
すごく重要なポイントになると思いますよ。
あとは侮らず、かと言って臆病にならず
キッチリやることをやれば根治だってできます。
頑張ってくださいね。祈ってます!」

□□さんは最後には
「ありがとう!
あ~!なんか話してヨカッタなー!」
と言ってくれた。


もう1人、別の職場の同名のくりこさんにもいつだったか
「どうやら乳癌らしいが怖くて検査に行きたくない」
と打ち明けられ、説得し、励まして、
ついにはくりこさんからも
「クリコさんに話してヨカッタなー!
勇気湧いてきた!
頑張って検査も手術も受けてきまーす!」
と言われたことがあるんだよね。


同じように病気になった人の
励みになれたなら嬉しいよ。
これからも心置きなくヘラヘラ過ごすことにするぞ。


さて。
さて。
今日がいよいよ□□さんの手術日です。
□□さん、頑張れ!!
手術はうまくいく!!

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きっと来年の今頃は
そんなこともあったね、と
穏やかな気持ちで桜を眺めていますよね。

ボーダーライン

熊さん。
見てる分にはカワイイけど、
ある日森の中、熊さんに出会ったら
わたし怖くて怖くて震えると思うんだ。
西野カナみたいに。
あ。西野カナは会えなくて震えてたのか。
わたしのばやい、会っちゃったら震える。
会っちゃったのが登山道で
人間慣れしてない野生の熊だったら
西野カナの23倍くらいは震えると思う。

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動物的本能。
「捕食されたくない!!」

でもね。
熊さんに出会ったら、歌のように
スタコラサッサッサーのサーと
逃げてはいけないんだよ。

まず、持っているものをおろして捨てましょう。
命を守るために荷物は諦めてください。
熊さんの「逃げるものを追う」という本能に火をつけないように
背を向けず、腕は動かさず、声も出さず、落ちついて、
ゆっくり、ゆっくりと逃げなくてはいけません。
その時、熊さんの…

…あ。もいっか。
乳癌ブログなのに上手に熊から逃げる方法とか書いてどうすんの。




少し前にインターネッツ
とある外国の乳癌患者さんが
「周囲の人に乳癌を乗り越えてほしいと言われたくない」
と語っておられるのを読んで、
それに賛同する方がまたえらい沢山おられるのを見て、
へ、へ~…え。なんで?(;´・ω・)
となったのでした。

いつも再発に怯えていて、
治療が終えても戸惑うばかりで
人生を楽しむ方法を忘れてしまった。
という感じのことを書いていた。

薬の副作用で体調がよくなく、
長い闘病で体力が落ちたりして
うまくいかないことが多くて
そんなふうに考えてしまうのかね?とも思うから
それを混乱と八つ当たりだと思えば、
心の働きとしてはわからないでもないけど、

でも少なくともわたしは
まず再発に関しては可能性はある、と認識はしていても
怯えて生活したりなんてしていない。

そして周囲の人に
「病気を乗り越えて」と言われても、
単純に どうもありがとうね!と思う。
多少的外れなセリフだったとしても
精一杯励まそうとしてくれている気持ちが伝わるから
わたしのためにありがとう、と涙が出る思い。

そしてこの方は「わたしたち癌患者は」と
代表のように語る。
いや、みんながそうじゃないと思うよ。
賛同してる人は確かにたくさんいたけどみんなじゃない。
わたしは違うよ、と明らかな反発を覚えたよ。

ふと思ったんだよ。
果たして病気する前はこの方、
こんな性格だったの?と。
(いや、知らんけど。知らんけどもね。)
誰かお友達や家族がが病気になった時
ピュアな気持ちで相手を思い、
励ましたことはなかったのかな?

あの時の自分は自惚れていた、
本人が希望しないセリフでもって
励まそうとしたことは間違いだった、
デリカシーがなかった、
と、思ったんだろうかね?
だとしたら、世知辛いな。


患者や患者家族の心に寄り添うつもりのない
お医者さんの事務的な話し方とか
面倒がって突き放すような話し方とかはたまに聞くけど、
そういうんではないからね。
相手に寄り添い、励まそうとする人の言葉だからね。
それを「そんなこと言われたくない」と思うなんてことは、
うーーーん。やはり健全でないよ。


この方、癌治療と並行して心療内科にも通うとか
これからは通ってみるとか
そういうのも必要じゃないかと思ったんだ。

母も持病の循環器系の発作が大元の原因で
去年の今頃上に書いたような感じになってて、
もうどんなふうに接してあげても
「めんどくさい病人様」になっちゃってたことがあるんだけど、
ある日母の主治医が見兼ねて
心療内科を紹介してくれ、母は救われたのでした。
今は以前より慎重にはしてるけど
ほぼほぼ元通りの母になって暮らしているよ。


それにしてもね。
このコラム?を読み進めるうちに
ジワリと思ったことは、
(また身も蓋もないこと書くけど、)
超大雑把に言えば、病気しようがしまいが
治ろうが再発しようが
みんな、みーーーんな、遅かれ早かれ
100%の確率で死んでしまう、
ということはお忘れではないかな?
ということだった。

ちょっとややこしくなるから
ずっと生きておられるデーモン小暮閣下のことはコッチに置いとくけど。

もう、癌になったアナタだけが、わたしだけが
特別に「死ぬ人」と決められた不幸な存在、
というワケではない。

あのコラム?を書いていたのは海外の方らしいから
当てはまらないかもしれないが
日本国内のことだけで言えば、、、

統計では日本人の2人に1人が癌を経験する。
3人に1人が癌で死ぬ。
そして全員が何らかの原因で必ず死ぬ。

↑最後のは全人類にあてはまるよ。
デーモン小暮閣下以外のね。
(人類でなしにデーモンだから

そして女性のうちの12人に1人が乳癌になる。
今乳癌患者でない人が
これから乳癌にかかっちゃうことだってあるかもしれないし、
「癌になったことのない人にはわからない」
などと言うもんじゃないと思うんだ。

相手の方がいつか癌にかかっちゃった時
「やっとあの時のわたしの気持ちがわかった?」と言うの?
言わなくても、そう思うの?
そんなの、なんかいろいろ寒すぎるね。

そもそも、世の中のことや人生を、
癌患者と癌患者でない人とに分けて語るのは違うと思う。
病気になったらダークサイド、
ダークサイドに堕ちた人たち同士でなければ
気持ちはわからない、というものではない。
ちょっと囚われすぎじゃないかと思う。
そんなに特別なことじゃない。

そしてね。
死ぬのが怖くて生きることができないのは
人生がもったいないよね。
せっかく治療までしたのにね。

やるべき事をやったなら
あとはもう、笑って生きていいんだよ。
本来そういうものでしょ。
そうなるための手術や治療だったハズ。

それなのにそうはできずに怯えて、
不信になって、いつも頭から離れず
疑いながら生きるって、辛かろうね。


あらゆる治療をしても再発してしまう人はいるから、
わたしだって本当は絶対大丈夫!とは思わないけど、
大丈夫になるように頑張ってきて、
根治を目指して信じて生きている。

もし再発してしまったんだとしても、
そこからまたやるべきことをやるだけ。
自分の命に最善を尽くして
死ぬまで精一杯生きるだけ。


ところで冒頭で
「熊に出会った時死にたくない!!と思う」
と書いた。
いずれみんな死ぬと知っているし、
そしてそんなに長生きしていたくもないわたしだけど、
痛いのはイヤだから、熊に遭遇したのがどんな高齢であったとしても
1度は逃げようとすると思う。
だって熊に食われたらちょー痛そうだもんね。

だから、この辺はわたしの中の
ボーダーラインちゅーかね。
すごい勝手なこと書いてると思うけど。
熊に会ったら逃げようなどと思わず
自然の一部に還ろう、潔く熊に食われよう、と
ボーダーラインを引いている人もいるかもしれないね。
そういう人から見たらわたしは
文字通りの往生際の悪い人間だろうな。


つまりね。
ボーダーラインは各々の中にしかない
言わば自分勝手なマイルール。

だから、今日のこのクッソ長いブログを
書くきっかけとなったコラム?を書いていた方も、
心の中にボーダーラインを決めていて、
「いつであっても癌死はしたくない」と思っているのだとしたら…
あぁ、そうか、いつまでも健康で、
最後は老衰で眠るように、という理想があったとしたら…
乳癌にかかっちゃった、ということは
それだけで大きな誤算になるのかな。と。

それに、今後も長い年月、守るべきものがあったり
見守らねばならないものがある人は
死んでる場合ではないから、
リアルに死を予感させるものがチラついた時
怖くなるのは当たり前なのか。
とも思ったよ。

そうか。
わたしとは立場が違うんだな。

散々いろいろ書いてきて「立場の違い」とか
こんな結論とは自分でもちょっとアレだな~と思うけど。

でもね。でも。
せっかく生まれてきたのなら、
せっかく一度は命拾いをしたのなら、
本当の意味で生きた方がいいと思う。
病気に人生まで乗っ取られないで欲しいな。
どうせなら笑顔で暮らしていって欲しいな。
と思うのでした。

そういう気持ちが
「乳癌を乗り越えてほしい」
というセリフになり交わされたんじゃなかろうかね。

この方には是非とも心療内科に行ってみてほしいな、
と思ったのでした。

おわり

サラッとヌルッと

こないだの記事で書いた
腫瘍マーカーの測定値「N」とは?という疑問ね。

※過去記事「N」
http://clichang.hatenablog.com/entry/2017/03/31/134921

この記事を書いてすぐに
思い出したことがあったんだ。
「わたしのお友達の中に、こういうことに詳しい人がいるじゃんね(・∀・)」

意味不明なことが書かれていて
自分の体に不安があるとかじゃなく。
ただもう単純に「コレ何?」という興味本位。



その、化学に詳しいお友達 ミカさんsaid,
「多分、Nullの略ではないかと。
Nullの意味はゼロ。つまり不検出ということ。」

ほぇ~!φ(゚▽゚*)メモメモ「ヌル」
スゴイな、そんなサラッとヌルッと答えられるだなんてさすがだよ~!


不検出。
それは検体エラーということではないの?

ミカさん
「エラーだったら再検するから、
ゼロだったんだと思うよ。よかったね!」

つまりそれって癌細胞(が生産してる物質)が血液中に検出されなかったということか。
癌細胞はなし!ということだね!
それは嬉しいや!

※多少数値があったとて、
それはその人ごとに違うらしいです。
その数値を指標にして、
そこからズキューンと病的に上がっていないかをみるものらしいね、腫瘍マーカーて。
癌以外の別の要因で上がったり下がったりもする。
あくまで参考程度にみるもので
それで癌が確定するわけではないから、
腫瘍マーカーの数値で一喜一憂するのは間違っていると
A先生はいつぞや言っていた。
ということも念のため記しておこうと思う。


わたし、学生の頃から化学も科学も
ほんとに苦手だったから、
化学的なことをお仕事にして
バリバリ働いてる友達をみると眩しいよ。

科捜研の女」みたいでカッコイイね!
とミカさんに伝えたものの、
それって褒め言葉として伝わったかどうか不安になった。

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でも、ミカさんは科捜研の女を知らないって言ってたからちょっとよかったな、と思いました。
(今日は小学生の日記のような〆にしてみたよ。)

おわり。

春のバイト

元々の仕事以外に、
とあるレジャー施設で繁忙期だけの短期バイトをやっている。
春と、夏、秋。

去年その3シーズンを少しずつ働いたんだけど、
また今年も繁忙期の春になる前に
連絡が行くだろうと言われていた。

けど、なかなか声がかからない。
アレ。
もしかしてわたし見限られたかしら。
「あのヒト使えないから もうイイよね」とか。

そしたら3月も半ば近くになって
アルバイトの女のコからLINEが届いた。
「クリコさんから返事が来ないって係長が言ってるんだけど、
今年はバイト来られないの?」

ぬ???
え。ウソ。メール来てたのかな。

「今メールボックス調べてみたけどメール来てないみたい。
もしかしてウッカリ消しちゃったのかも。
是非また働きたいよ!」

「e-mailではなくて、
お手紙で連絡行ってるハズだよ」

マジで。
届いてないよそんなの。

いや待てよ。
届いてたのか?
もし届いていたとしてだよ?
わたしだったらここにしまうだろうな、
という棚を探ったら。。。

封筒出てきた(白目
うおー。
しかも開封して中を読んだ形跡すらある(目玉一回転


消印を見たら、放射線治療通ってる真っ最中の日付だったよ。
あの時通院に必死で、ヘロヘロだったり
ゲロゲロしてたり、クルクルしてたりしててさ。
手紙を受け取り封を開け、
読んで、しまったという記憶が丸でない。
なんかそこそこ普通に暮らしていたようなつもりでいたけど、
結構必死だったんだな。


早い人ではもう3月から働き始めているってさ。
でも3月はわたし、放射線治療が終わったばかりで
少し休みたかったのと、
確定申告と、ライブの練習で結構忙しかったから、
3月から働き始めてイイよてなっても
下旬からしかシフト入れてなかったかもな。

だがしかし。
4月からはちゃんと働きたい!
すぐにカカリチョにメールした。

そこからはスルスルと事は運び、
週末だけまたバイトさせてもらうことになったんだ。


4月になったよ。
今月のアドベントカレンダー(ノルバデックスの薬ケース)は、
丸々太ったニャンコたち!

f:id:clichang:20170404125905j:plain

お友達のうりこさんが送ってきてくれたんだ。
アドベントカレンダーに使ってね」と。
カワイイな♡



さて。4月1日。
半年ぶりの職場へ。
またお世話になりますー。とか言ってさ。

夏のしこり発見、検査の最中も
このバイトには入ってたから、仕事中の雑談で
「今検査してるんだ。癌じゃないといいな」
て話も何人かとしてたし、
「やっぱ癌だった!」て話もしてたから
事情を知ってる人たちは
もう大丈夫なのか?しんどくはないか?
気づかってくれてね。

みんな心優しくて、いい職場なんだよな。
スタッフの8割が女性なんだけど、
よくありがちな派閥なんかもないし
ギスギス・ネチネチしたところが一切なく。
わたしいつも職場の人間関係には恵まれてんの。

わたし元気ですー!と報告して
顔を見たら安心してくれた様子。
ほんとに元気そうだもんな。
ホルモン剤の影響からか、
ずーと腹減っててよく食べるし、
また3kgくらい太っちゃってさ。
(それはそれで困るんだけど。)
顔丸くして笑ってんの見て、安心してもらえたと思う。
ご心配をおかけしました!
もう、大丈夫なんだ♡


んで、その席で
実はスタッフのひとり、〇〇さんが双子を妊娠したんだよー!
という報告を受け
キャー!マジでー!スゴイー!おめでとうー!
とひとしきり喜んだあと不安になってきて
「え…もしかしてエイプリルフールのウソとか?」
と訊いてみたけど本当のことだったよ。
いいニュース聞いちゃったな♪


そして仕事中、折り紙で鶴を
沢山折ってる女のコと持ち場が一緒になって
何作ってるの?と訊くと、、、

「わたしから言っていいことではないけど…
実は□□さんが子宮に癌が見つかって…
今度手術なんだって。
それでみんなでナイショで千羽鶴を折ってるの。」
と。

うおぅ…(´nωn`)
できればコッチの情報が完全に
エイプリルフールのウソであって欲しかった。。。

毎年受けてる会社の健康診断で見つかって、
去年はなくて、こないだ見つかったばかりの早期発見だったんだって。
それは不幸中の幸いだね。
早期発見の重要性をわたしは身をもって知っているよ。

検査や告知や手術、いろいろ大変だろうけど
□□さんはきっとすぐに元気になって戻ってくるよね。
そんな話をしながらわたしも
いくつか鶴を折らせてもらったよ。


この頃、身近な女性の癌が目立つんだよな。
SNSで知り合った同い年の人もそうだった。
みんな、こんな若いのに。

わたしたちの人生はまだこれからもつづくし
やることいっぱいあるでしょ。
病気なんぞサッサと治してしまわねばね。

そしてわたし思う。
癌への対処は早ければ早いほどいい。
初動がキッチリしていれば、根治だって望める。
極端なこと言っちゃえば、虫歯への対処と同じだよ。


わたしもホルモン剤の影響で
子宮体がんのリスクが2倍に上がるから
年に一度の検査は必須と言われているのだよな。

前回の検査は10何年前。
1度早いうちに行っておかなくちゃいけないんだよな。

はー。
めんどくせーなー_(:3」∠)_

↑散々 早期発見、検査大事とか言っておいて
最後に台無しなことこと書くヤツ。