ここにある。

2016年夏。乳癌になっちゃったよわたし。

しましまニャンコと白ニャンコ

4月のアドベントカレンダー(ノルバデックスケース

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春だしね。行楽。ピクニックの季節。
お弁当シールペタペタしたよ。
わたし、鮭の、お、お、おにぎりが好きなんだな。



この春もあちこち遊びに行きたいと思ってた。
ところがね。
気軽に外出できないようになってしまった。

というのも、実は、実は、実は…


もうじき20才になろうとしていた
わが家のカワイーン しましまニャンコが
3月末に虹の向こうに旅立ったの。

もう以下はネコブログかな?
という感じでネコのことしか書いてないけど今日は許してね。



しましまニャンコ。

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書き出すとキリもない
このコのことは 語っても語っても
尽きないほどのエピソードがあるし、
ほんとうにかわいくて 愛しくて
いなくなってしまってから3週間経つけど
まだまだ ふとした瞬間に涙腺崩壊しちゃうくらいにわたしもダメージを受けている。


一緒に暮してた白ニャンコはね、
しましまニャンコと兄弟で
20年間 片時も離れず いつもこんなふうに
2人で抱き合って過ごしてた。

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からしましまニャンコを亡くして
感じているさみしさは誰より強いだろうと思う。

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いつも、一緒。

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この白ニャンコ、しましまニャンコを亡くしてから
すっかり情緒不安定になってしまったんだよね。
口を開けばビックリするほどの怒鳴り声。
その後 子猫みたいに弱々しく鳴く。
ソワソワ落ち着かない。
ちょっと買い物に行く間 ひとりぼっちにされるのもイヤみたい。
不安なんだろうね。
買い物から帰ってきたら後ろをつきまとってものすごい怒鳴り声。


ゴメン、ゴメンね、買い物行ってたの、
ゴハンつくるから、許して、ゴメンね
とか言いながらいそいそとニャンコのゴハンの支度しつつ
「DV傾向のあるヒモがいるみたいだな…」
と思ったり思わなかったり。

とにかく、このようだから
白ニャンコをひとりにしておくのがかわいそうでね。
行楽シーズンだからと言えなかなか出かける気持ちになれなくなっちゃった、
という、ここでようやくアドベントカレンダーのシールの話に繋がるというワケ。



あのコのかわりにはならないだろうけど、
しましまニャンコにしてたように
寄りかかったり頭乗せたり、クッションのように使ってもらえたらと
ぬいぐるみを買ってあげたけど…
わたしが使ってほしそうだから期待に応えました、という感じで1度は使ってくれたものの
大して喜んではいないようだった。

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そこで 友だちのうりこさんが、
さわり心地バツグンのフワッフワなクッションを
白ニャンコのために送ってきてくれたんだ。

一発で気にいったようで、届いてからというもの
このクッションでしか寝ていない。
優しく沈んでミチッと密着する感じが、
しましまニャンコと抱き合っているのと似ているんじゃないかと思う。
安心しきった顔でスヤリスヤリとよく眠るんだ。


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そして、このごろは少しずつ 怒鳴り声も出さなくなってきた。
きっとこのクッションのおかげ。


これからは夫婦そろって仕事で留守にする日だってあるし
そんな日はさみしいだろうけど、ガマンしてもらうしかない時だってある。
こんな爺さんになってから こんな試練があるなんて ほんとに胸がしめつけられる。


でも、だから、なるべく、
あなたのことはひとりぼっちにはしないようにするよ。
家族みんなで あのコのこと想いながら
励ましあって抱き合って生きてゆこうね。


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