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ここにある。

2016年夏。乳癌になっちゃったよわたし。

身も蓋もない話

その昔は 乳癌は乳岩って呼ばれてて、
手術なんて選択肢もなく
モチロン抗がん剤やらホルモン剤なんてものもなく、
かかったらもうおしまいだったんだろうから、
40で乳癌になったわたしは
昔ならきっと 胸に岩があると気づいてから10年経った50歳くらいで
普通に死んでたんじゃないかと思ってるんだよ。

「人生五十年」とも言われていたんだし
50歳まで生きられたら大往生だったんじゃないかな。

だから40歳で乳に発癌したのも
人体的には何も不自然はなく、
ごくごく自然な流れだったんだろうな。


そして昔で言ったら不治の病を
現代の医学でもって助けられ。

あらためて思う。
医療機械にしても薬にしても
現代の医学は魔法みたいにスゴイね。

…魔法なんて言ったら失礼なくらい
すごい技術や知識や労力や時間をつぎ込んで
出来上がってきているんだろうけどね。
しかも完成系は有り得なくて、これからも進化し続ける。


そんな話とは裏腹に、
ほんと 身も蓋もないコト言っちゃうけど、
そしてコレはもう長年思っていることなんだけど、
わたしあんまり長生きはしたくないのだよね。

70歳くらい生きられたら充分なんだけど、
もしかしたら発達した医療が
そうはさせてくれないかもしれないね。

わたし乳癌にかかったことで
この先絶対抜かりなく検査を受けるんだろうし。
手遅れの病気になることはないんじゃなかろうか。

もしも外出先で心臓発作を起こしたとしても、
AEDとかあるし。すごい技術。

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居合わせた人たち、絶対助けようとしてくれるもんね。
いいんですよ、そっとしておいてくれたら。
でも死にかけてる時に助けようとする人たちに
「助けるな」と伝えられないかもしれないよね。
うまく言葉が出てこないかもしれない。

わたし、人生のうち死ぬのは1度でいいの。
2度も死んだりしたくないんだよ。

もし心不全とか起こしても助けられないようにするために、
体に「蘇生不要」とかタトゥーをしておかなくちゃダメかな、とかボンヤリ考えている。
「70超えてたらわたしを蘇生しないでください」


こういう話をするとわたしは人生を諦めているとか
病気になったことで気が弱くなっているとか
思われるかもしれないけど、違うんだよ。

わたしは夫や両親にたくさん愛され、
友達に恵まれ、子に恵まれ(犬ネコ)、
まるで300年くらい生きて堪能してきたような凝縮の40数年で、
もう今ですら充分に楽しく幸せな人生を生きてこれたから、
何も思い残すことはありません。
いつ死んでも、こんなに若くしてかわいそうだとは思わないでいいです。
幸せな人生でヨカッタね!と思ってください。

みんな!ありがとうね!

…なんかこれからすぐ死ぬ人の
遺書みたいになっちゃったけど、
心配ご無用。
多分わたしスゲー長生きしちゃうと思うよ。

あーあ…
おっぱい痒い!(ポリポリ